中医学的な教えから

澄んだ空気、富士山もやっと雪をいただいて寒さひとしおです。

冷たくて乾いた空気、イカを干したり切干大根を作るには持って来いの季節です。

冬は、寒さから体の陽気を守ることを大切です。そこで冬の養生法として、ゆっくり起きて日が昇って温かくなってから行動を開始し、身体を守る陽のエネルギーをムダ使いしないように冷たい空気あたらないようにしましょう。

生身のかようわい臓腑、肝は冷えと乾燥が大の苦手。マスクは感染予防だけでなく保湿保温としても、とても有効です。肺呼吸・皮膚呼吸をおこなう肺は温かくってちょっと湿った空気を好みますから。冷えに最も弱い臓腑、腎はできるだけ温めて。伊達の薄着はいけません。腰カイロや耳の温灸はおすすめです。

魚は静かに湖底に沈み動物は冬後もごもり、人は温泉でゆっくり湯治。